2019年に新しく公開されたカッコいいクールなGPSアート、話題となったランニングアートを集めました。国内国外、グループ隔たりなく、見つけ次第どんどん随時更新していって、年末、この中から(勝手ながら)年間優秀賞を決めたいと思います。お楽しみに。
このページは2019年版ですが、より新しい2020年版があります。
中国の得意创跑
ついに中国からのGPSアート参戦。得意创跑さんによるChina GPS run 得意创跑。おそらく本人の名前。距離11キロをと短めだが3時間かかりランニングで完走している。それにしても字が綺麗だ。得意さんはサンタクロースのGPSアートも完走しているが、StravaでのGPSロストにより失敗したもよう。
独のスパイダーマン
眼鏡おじさんと思った方、間違いです。ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州ゲーグギンゲンという街のスパーダーマンで距離101km。作者はStrava Art界で有名なChristian O.さん。Stravaのログはこちら。傑作は100k超えの作品が多いなー。
スコットランドのティラノサウルス
人生3つ目のStrava Artとしてツイッターに公開されたティラノサウルスのGPSアートはロンドンのadidasランナー・jericさんによるもの。口のあたりがリアルですね。ちなみに2つ目の作品はサンタクロース。で、Xmasラン特集ページに掲載中。
新宿のミッキーマウス
ロードバイク乗りのyukacoさんは、去年のスヌーピーランに引き続き東京に描いたのは新宿のミッキーマウス。およそ32kmランニング。2019年に公開されたコースだが、子年(ねずみどし)の干支ランとしてぴったり。
名古屋の写楽
ロードサイクルのインスタグラマーmasatsugu888さんによる名古屋に描かれた写楽のGPSアート。だが、距離やタイムを含んだ画像やログが公開されていない。
名古屋の鶴
同じくmasatsugu888さんによる名古屋の鶴のGPSアート。足の軌跡をみるとわかるが、長い直線の多くはアプリをOFFにしているようだ。
ロシア・ウラジオストクのコーギ犬
ロシア・ウラジオストクの自転車乗りKirill Smirnovさんによる19kmのコーギはなんと冬で凍結した海の氷上で描いている前代未聞のコーギ犬のGPSアート。おそロシア。ストラバにも記録されている。タイトルは「CORGI FOR A VERY PRETTY GIRL」。このほかにも。クリスマスツリーやソーニャの猫など、氷上自転車作品をいくつか発表。
クリスマスツリーと少年も
ソーニャの猫
雪だるまとツリー
スターウォーズのカイロレン
静岡のトトロ
静岡県のランナーma-shi-さんによるトトロ。ざっと見て30キロほどはありそう。ma-shi-さんはこの他にも猫ひろしさん、まっちょ、お手をする犬、タコなどのGPSアートを公開しているランニングアート愛好家だ。EpsonのGPSウォッチを使用している様子。
サソリRUN
米サンフランシスコで作品を発表しまくっているノリノリのGPSアーチストLenny Maughanによるサソリ。およそ70キロにわたる長距離ラン。GPSアートは、単純な丸やハートを描いていたジュラ紀や昆虫時代を通り越え、ついに多足類の時代に突入しましたよ。イカで凹んでいた今年の終わりはサソリですよ;しかも70キロですよ;ランですよ;
連作:The Creation of Adam(アダムの創造)
話題のGPSアーチストLenny MaughanによるGot hand。これは、同じサンフランシスコのランナーFrank Chanの作品「Adam’s hand」と連作となっていて、二人の作品を合成すると下の地図のようにミケランジェロの名作「The Creation of Adam(アダムの創造)」になる。それぞれの手の形を各ランナーが担当した連作だ。
バラ
イギリスのランナーOwen Delaneyによりロンドンに描かれたバラのGPSアート。おそらく、国際ラグビー大会でのイングランド決勝進出を祝って投稿された9.7キロのコースでロンドンのブッシー公園に描かれている。直線的なピクセルアートになりがちな道路と違い、公園を使ったGPSアートは、こういった花や女性のフォルムといった繊細で柔らかい題材にぴったりだ。
クレヨンしんちゃん
東京のランナーもじぐみさんによる白パンツ姿のクレヨンしんちゃんのGPSアート。26キロを3時間ほどで完走。ランニング中の様子を写した動画や、ブログレポートも公開されていて、同じコースを走ることができる。
三島市の鷹
静岡県のランナークリスチーネ剛田による全長70kmの鷹のGPSアート、ロードサイクルで完走。見事なまでにカッコいい。三島市のランナー、ロードサイクル乗りが羨ましい。
アオリイカ
静岡県のランナークリスチーネ剛田による全長56.9kmのアオリイカのGPSアート、ロードサイクルで完走。イカやタコ、あるいは昆虫など、足が多い生き物はGPSアーチストにとって出来るだけ避けたい題材だが、漁港らしい沼津市のご当地グルメのリアルで生き生きとした姿が見事だ。眺めていると沼津港魚市場食堂街に行きたくなってくる。
Frida Run(画家フリーダ・カーロ)
サンフランシスコのランナーであるLenny Maughan(レニー・モーガン)が、GPSで描いたメキシコの女性画家フリーダ・カーロ。Frida Runと名付けられた距離46キロを6時間で完走したランニングアートだが、波立ったヘアスタイルを描いた作品としては他にないユニークな作品となっている。ピクセルのようなサンフランシスコのストリートならではのルート。これがバズってTVインタビューも受けた様子。同地は画家フリーダ・カーロにとって再婚、それに病気の治療や手術を受けるなど後年拠点としていた場所でサンフランシスコ近代美術館に作品のいくつかがが所蔵されている。
Solstice runner (ソルスティス・ランナー)
スターウォーズキャラのGPSアートが有名なニューヨークのイケメンGPSアーチスト・ジェニールーの最新作は、立体的で広角レンズで捉えたような独創的な角度で描かれた女子ランナー。川を渡り、2本の橋を使ってるところがポイント高く。直線でも女性らしい曲線を不思議と感じられ見事だ。ハッシュタグからスマートウォッチ「Amazfit 」やシューズメーカー「Solstice」を使ってるらしい。GPSアートの左手首にも腕時計がはめられている。細かい描写になっているからか、いつものNIKEアプリではなくStrava画像でシェアされた。
Googleドライブの共有画像を使った独創的なナビ
このジェニールー作GPSアートの驚く点はそれだけではない。彼は、Googleドライブを使った独創的な方法でこのルートをシェアしている。Googleドライブにある彼の共有フォルダアクセスすると、このルートのナビゲーション画像が順番通り保存されており、ランナーは一枚づつめくっていけばナビになりゴールまでたどり着ける仕組みだ。面白い。これならGoogleMapsやRunGoなどの専用ナビアプリを必要とせず、スマホ搭載の標準ブラウザで誰でも簡単にナビを受けられるというわけだ。ジェニールーのGPSアートに対する大衆化愛を感じ取れる。
王子駅ドルフィンラン
インスタグラムを中心に、主に東京都内でのランニングとGPSアートを公開しているしーさん。以前もバレンタイン特集で紹介してるランナーだが、今回のフィールドは下町情景あふれる東京都北区。曲線のおおいイルカのフォルムを直線的な道路で、特に頭部の特徴をうまく掴んでいて見事。かわいい🐬。ハーフ以下の17kmで隅田川テラスを通るロケーションもいい。
ナヲ作・ちびまる子ちゃん
「顔マラソン」の静岡知事と言えるコースクリエーター・ナヲさんによるちびまる子ちゃんルート。漫画の作者であるさくらももこ地元の出身校もルートに入っているといいう、アートを超えた細かな設計が嬉しい。ほかにも、桜ルートなど傑作多数。
浅草のガンダム
浅草といえば雛人形や玩具業者が集中している街。ガンダムのプラモデルで定番のバンダイも浅草駅から歩いてすぐの場所。そこにどどーんと降り立つガンダム!このビームライフル、プラモデルの終盤になると必ず組み立てたライフルですね。黄色いスコープを取り付けてました(なつかしー)。ということで、浅草のガンダムはプロGPSアーチストの志水ランナー驚異のメカニズム。
西宮のマイケルジャクソン
志水直樹さんによって描かれた兵庫県西宮市サイズのマイケルジャクソン。彼は全国にGPSアートを作るため日本中を旅するプロのGPSアーチスト。ランタスティックのアンバサダーとして海のプラごみ撲滅PRのためのランニングプロジェクト『Run for the Oceans(ラン・フォー・ジ・オーシャンズ)』に2019年から取り組み、社会貢献とボランティアに積極的な姿勢を見せている。ここ西宮も1995年1月17日の阪神・淡路大震災で大被害を受けた地だが、日本全国で復興支援や町おこしの活動を広げているランナーの熱い体温伝わる「足跡」となった。
ノッティングガムの顔
イングランドの中心部ノッティンガムシャーにある学生が多いエリアで作られた、人面GPSアート「The face of Nottingham」。80キロのコースをライドで完走したのは、後述のSTRAVAサンタや猫のGPSアートでも有名な今注目のAnthony Hoyteさん。今後の新作に全世界から期待大。
ロンドンのトナカイ
こちらもAnthony Hoyteさんの作品で127キロのロンドンのトナカイ。での同氏は毎年クリスマスで新作を公開していて、去年の作品「HOHOHOサンタ(後述)」よりも距離が2倍も延びている。
英HOHOHOサンタ
GPSアート界で今まで様々なのサンタが発表されているが、2018年度のストラバアート年間優秀賞に選ばれること間違いなしのクオリティーを持った作品がこのHOHOHOサンタ。Anthony Hoyteの作品。すごすぎる66キロ。
エルビスプレスリー
アメリカ・テネシー州の大学の生物学研究者、Nick Adams、Dale Edgerton、Bryan Shepherd、の三人がナッシュビルの街163.32キロを駆け抜け描いたの長距離GPSアートはこのエルビスプレスリー。ルートの途中にプレスリーとゆかりのある建物やプレスリーがあしらわれた靴下など写真に撮りながらのライドだった様子。ナッシュビルはプレスリーがレコーディングの拠点としていたスタジオがある場所。
Nathan Raeのフレディーマーキュリー
しましまさんの犬
伊豆最大の蝶
rickeygatesによる芸術的なGPSアート
東京でスヌーピーランが話題に
ロシアからPeresedov.vladimirによる名作
ロシア発信のインスタグラマー・Peresedov.vladimirさんによるGPSアートは、その名の通りアートで芸術的。湖と大自然広がるロシアの広大な地理を活かし道路にとらわれない自由で曲線美が数多く投稿されているが、その中で特に優れた作品を集めました。
大山顕「おどりばサムアップ熊」
アニメキャラクターが精密に
GPSアートがテーマの広告
2019年干支ラン優秀作品
その他のかっこいいGPSアートは見つけ次第この投稿で紹介予定。
そのほか
実際にラン・ライドできなかったり、完走してない可能性があるが、あくまで話題として。
集計中
2018年
これ以上素晴らしい顔マラソンを俺は知らない。米サンフランシスコEmily Cheng(エミリーチャン)110キロのライド作品。