人気の皇居ランニングコースでは物足らない、って都心の皇居ラン愛好家向けに、東京駅から勝どきを渡り月島まで足を伸ばした後、赤坂、国会議事堂、皇居西側と…、風情豊かな千代田区を中心に、東京観光ウォーキングにもなる「ランナー型」GPSアート。人型の作品はありそうでないので、東京観光RUN、いわゆる「旅ラン」にぴったりだ。
更新履歴
- 2019.4:手、腕、肘をシェイプアップし30k程に短縮。
- 2024.2:築地市場と築地大橋の工事で、付近を修正しました。
このルートについて
ゴジラルートに引き続き、今回も人気のランニングスポット・皇居を中心に、東京千代田区の重要地点各所を回りながらランニング、ダイエット、観光、GPSアートにもなる、一石四鳥のアクティビティーだ。
東京ドームから新橋あたりの中盤まではフラットが続いて楽なのだが、虎ノ門を過ぎ赤坂、国会議事堂、九段下まで坂が多く泣かされる。赤坂は「坂」がつくだけあって過激だった印象。坂は上がりはふくらはぎ(ハムストリング)に、下りは膝に負担が強く怪我をする可能性があるので、無理をせず、危険だと感じたら歩いたり休憩しよう。千代田区は皇居周りは優しいが、少し離れると坂が多くランナー泣かせだが、各所に風情のある名所が多く走っていて飽きない。写真を撮らずランに専念すれば3時間ほどで完走できファンにとってはあっという間だろう。
ルート情報
距離:30k
時間:5h21m
入浴:ラクーアスパ(入浴料:大人3,000円程)
経路
- 東京ドーム
- 神保町大手町
- 日本橋
- 東京駅
- 皇居
- 日比谷公園
- 銀座
- 築地
- 月島
- 新橋
- 虎ノ門
- 赤坂
- 半蔵門
- 国会議事堂
- 九段下
ルート公開
皇居ランナーのランニングルートは、アプリ「RunGo」で公開中。同アプリの利用で音声ガイドを使った本格ナビで、手ぶらでGPSアートができます。
上のStravaの完走画像にはランニング距離35.2Km、Nike+の画像には33kmと書かれているが、実際は30キロほど。3〜5キロ延びてしまった理由は道を間違えて余分な道が加算されたからだ。タイムも5時間かかっているが、観光や写真撮影も含めたタイムで、実際にラン二ングだけだとスローペースで4時間以内だろう。
地図
ルートへのリンク
RunGoアプリをインストールしたら、下記リンクをスマホでクリックして、RunGoに切り替わるので、「🚩マーク」をクリックそこから「ランスタート」してください。ルート名に「日本人」とあるのは、外国人風の図案もあることが理由。気概があれば西洋人の「皇居ランナー」も公開したいと思います。
ランまでの手順
- 上記URLをクリック(RunGoに切り替わる)
- 「🚩マーク」をクリック
- 「ランスタート」 ボタン
このルートの注意点
- 皇居ランは反時計回りがルールとされている。一部逆走している点を十分わきまえ、他のランナーの妨げにならないよう走行を。それに皇居ランエリア外(皇居外苑エリアなど)でのスポーツは禁止されているので歩行するなど注意すること。
- 赤坂エリアから急な坂が多くなる。ゴールまでおよそ8つほどの坂が、走者のふくらはぎを直撃するだろう。
ゴール地点の入浴施設
このゴール地点の東京ドームシティー「ラクーアスパ」には天然温泉の入浴施設があるが、料金に3000円ほどかかり高額だ。予算がない場合は、ランステ近くをスタート地点にするか、水道橋から二駅の神保町に銭湯「梅の湯」がある(460円)。
ランニング動画
ランニング中に撮った写真や動画をつなげて1分のインスタ動画にしてみた。こうしてみるとホントに東京観光にしかみえない。東京都心のランニングは特別な体験になること間違いなしだ。
これぞ旅ラン!観光気分でランニング
ゴジラRUNと同様、このルートも観光を兼ねた旅ラン気分のこのルート。、走行中にもパシャパシャ写真を撮ろう。東京の歴史を感じる風情溢れる景色をあっけなく通り過ぎるのはもったいなく、ついつい時間が過ぎていく。ランニングの経路報告を兼ねて、その中から特に印象深かったところを紹介。隅田川を越え月島まで足を伸ばしたら現地でもんじゃってのもいいかも。
東京ドームシティー
東京ドームシティーにあるたくさんのロッカー(300円)。ここに荷物を保管しスタート。
カトリック神田教会聖堂
カトリック神田教会聖堂はフランス人宣教師シェレル神父の構想により、1928年( 昭和3年)に完成したもの。
学士会館
旧帝国大学出身者の親睦の場として1928年(昭和3年)に建てられたレトロモダンなシティホテル。国の登録有形文化財で昭和モダンの玄関の半円大アーチやスクラッチタイルの外観が特徴。
日本橋三越
日本橋のシンボル。三越マークのドヤ感が強烈。
日本橋
日本橋の下では江戸城お堀クルーズ船が見える。
東京駅丸の内広場
芝生や水のモニュメントがとてもきれい。
日比谷公園
この日は「パエリア・タパス祭り」で賑わっていた日比谷公園。土日は何かお祭りを開催している。
帝国ホテル
日比谷公園の脇に建つ高級ホテル「帝国ホテル」。シャンデリアが飾られた吹き抜けのフロントロビーは、エレガントで貫禄ある空間。
銀座の歩行者天国
銀座八丁目を通過。土日の歩行者天国で観光客があつまり賑わっている。ゴジラルートではここを通ったが、今日は脇をかするのみ。ここで自撮りしたり休憩してもいい。
歌舞伎座
日本の伝統芸術・歌舞伎専用の劇場として明治22年に開場。約3年の建て替え工事を経て、2014年に新開場。風情のある外観。
勝どき橋
勝どき橋は万博のメインゲートとして1968年完成した跳開橋(扉のように開く橋)。隅田川航行船の減少などによって、1970年から開かずの橋に。
隅田川
隅田川クルーズの人気船「ホタルナ」の背中にたくさんの観光客が。今日は天気に恵まれ良い観光日和だった。隅田川の船はお台場から浅草まで約1時間1000円ほどで遊覧船を楽しめる。レインボーブリッジをくぐる体験は都会的でとても面白い。遠くに東京タワーが見える。
浜離宮恩賜庭園
築地と浜離宮恩賜庭園の間を通って電通本社ビルに向かう道。隅田川クルーズ船の発着場が見える。
ホテルオークラ
格式高いシティホテル、ホテルオークラの別館脇の坂を登る。このあたりから坂が増える。
赤坂商店街
赤坂サカスを周り、赤坂の商店街を抜け永田町へ。
半蔵門
半蔵門から警視庁側を見降ろす風景。
国会議事堂
日が暮れはじめるころ、国会議事堂にたどり着く
東京ドーム
この日の東京ドームではジャニーズの嵐によるコンサートが開かれ女性ファンたちでいっぱい。その様子は動画にちらっと写ってます。
ゴール!
GPSアート実行のタイミング
東京旅行や観光のついでにRUNしたいが、それ以外ではこのGPSアートいつ実行するのがよいだろうか?考えてみた。
皇居ランニングがが話題になる日としては、皇居マラソン等のイベントがある日だが、ランナーでごった返す皇居マラソン日に実行するのは絶対避けたい。(今回のコースを逆回転させ、皇居コースが逆走にならないように走ればできなくもないが)
はやり実行日は、皇居というだけあって日本を象徴する記念日や春などの桜が綺麗な季節、といった日本にちなんだ日であるほかに、世界的な陸上競技が行われる日、陸上競技で新記録が出た日、といった陸上競技と関連した日がふさわしいだろう。まとめると以下の通りだ。
ラン実行日の例
- 日本を象徴する記念日
- 春などの桜が綺麗な季節
- 世界的な陸上競技が行われる日
- 陸上競技で新記録が出た日
インスタ例
見た目そのままランニングなので、わかりやすいことこの上ないこのGPSアート。やっぱり走る事を全面にだせるだけあって、どんなロケーションにもバッチリメッセージが伝わる。とにかくどこを走ったかをスマホで撮りルートを重ねるだけでほら。
ランを控えたい日
皇居では土日祝日を中心にランニングイベントが目白押しだ。なのでイベント日に当たらないよう注意が必要。せっかく途中までGPSアートを描いたのにイベントで遮られた、ってことになったらがっかりだ。
下に、ランニングを控えておきたい日、イベントのある日を一覧にしました。計画を立てる前に要チェックだ。
皇居のランニングイベント
今のルートでは、皇居ランにある時計反対周りのルールに反し危険なので、逆回りにするなどの一部ルート変更を予定。あと、要望があれば、観光地でのガイド音声を入れようかなと。